VR元年、国内事業者の動きまとめ
(追記予定)
世界全体では2016年度中に3,000億円規模の投資がなされ、5,000億円の市場に成長し、世界全体で4,000万台近くのVRヘッドセットが売れるというような予測も出ているが、果たして日本ではどのような動きが出てきているのだろうか?米ゲーム関連superdata社の下記の5つの区分に従って整理をしてみたい。
- 投資家
- コンテンツプラットフォーム
- ヘッドセット開発企業
- 非ヘッドセットハードウェア開発企業
- コンテンツデベロッパー
投資家
- Colopl VR Fund:約50億円規模で、国内外の企業に対しハード/ソフト問わずVR関連全てに投資するファンドを立ち上げ(2015/12)
- gumi Tokyo VR Startups:インキュベーションプログラムで、ゲーム/非ゲーム問わず最大500万円を出資(2016/1〜2016/6)
コンテンツプラットフォーム
- 楽天ウェディング:Oculus Riftを用いて結婚式場の下見を行えるようなサービスの提供(2016/1)
- 360 Channel(コロプラ):360度動画に特化した事業を展開(2015/11)
ヘッドセット開発企業
- Playstation VR: プレイステーション上で動くVRHMD、$400程度で出る見込み(2016年1Q発売)
- ココロワークスのVR(バーチャル・リアリティ)コンテンツ制作
- ライト層向けモバイルVRヘッドセットのInstanTRIP Padを開発
- 他にもパノラマVRコンテンツ等も作成
非ヘッドセットハードウェア開発企業
- (調査中)
コンテンツデベロッパー
- オキュラス VR AR コンテンツ制作 | VROX 積木製作
- 空間内を自由に歩き回ることができるコンテンツや、VRアトラクション、VRモデルルームを制作」
- コロプラ:過去には白猫VRプロジェクト等のゲームをローンチしており、今後もVRゲームを積極的にローンチしていく見込み
- コジマプロダクション:次回作はVRに対応することを示唆
- パノラマVRコンテンツ制作システムの開発・販売 | 全景株式会社
- RICOH THETA等のパノラマカメラを用いてビジネスで利用可能なソリューションを提供
- Nest+ Visual ネストビジュアル株式会社 |TV-CM・Web動画・360VR・体験型インタラクティブ等の企画・制作
- 360度画像/映像コンテンツの制作
- TOYOTAの試乗体感アプリの開発
- http://lantern-rooms.com/vr/
- ゲーム開発企業であり、VRコンテンツの制作、発表を実施
gumiやコロプラ等のソーシャルゲームの新興プレーヤーがVRに資金を注入し、コンテンツデベロッパーとして映像制作系企業、3Dモデルや小規模ゲームスタジオ等が大量に存在しているという構図。