各種ワーキングチェアの試座ができるお店「ワーカホリック」に行ってきた

フリーランスとして働きはじめて、家で作業をする時間が増えたのだが、食卓用の椅子をずっと使っていると腰に負担がかかってしまうようで落ち着かない。そこでワーキングチェアを購入しようと考えたのだが、調べてみると思っていたよりかなり価格帯が高い。ちゃんとしたものを買おうとすると10万円以上はしてしまう。

厄介なことに、調べれば調べるほど高い椅子が欲しくなってくる。「健康に投資するようなものだし、ちゃんとした椅子は10年使えるから、1年あたりたった1万円くらいの出費にすぎない!」みたいな意見をみて非常に心がぐらついた。ちなみにどんどん高い椅子が欲しくなる沼のことを椅子沼というらしい。

赤坂に「ワーカホリック」という圧倒的なセンスが際立つ名称のワーキングチェア専門のお店があり、「椅子コンシェルジュ」なる椅子に精通したスタッフが在籍していて「あなたのワークスタイルにぴったりの椅子を判定」してくれるという情報を得たのでこの連休の間に早速行ってみた。

そこまで広くない店内に所狭しと椅子が置かれていて、きている客はみな真剣に試座をしていた。ちなみに試座というのは試しに座ってみることを指すワーキングチェア業界の専門用語である。気のせいかもしれないが、座っている皆さんはとても仕事ができそうな方ばかりであった。視座が高い人間は試座にも拘るのだろう(これが言いたかった)。

椅子なんてどれも同じだろうと思っていたが、椅子コンシェルジュの話を聞いていると一つ一つの椅子が全然違うことを思い知らされる。座面の広さ、固さ、跳ね返りの強さ、リクライニングの角度等、さまざまな要素が異なっている。

個人的には、欧米系のブランドは大体体重も重くて(体重は大事)体格も大きめに作られているため、どれもイマイチフィットしない一方で、国産メーカーのものは割と小さい力でもリクライニングが倒せたりと非常に良かった。

その時に聞いた、「椅子に座るときはしっかり各種可動部分の調整をしっかり行わないと、せっかく良い椅子に座っていても意味がなくなってしまう」という椅子コンシェルジュの教えを守り、今日もシェアオフィスの椅子を調整して生きていく。

 

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